概要

さらなる「高精度」、さらなる「高剛性」へ。

“ボールからニードルへ”
直動ガイドの究極形態。

ニードルローラを採用することで突入時の衝突・摩擦・振動を軽減し超高精度な直進性を実現。また、ニードルなのでボールガイドと比べ圧力が分散されガイドの寿命が大幅に伸びるなど “直動ガイドの究極形態” 、それが “ミリオンガイド” です。


1.高剛性

”点接触から線接触へ” 高精度な幅広ローラ採用により、 従来のボールタイプに比べ10倍以上(※)の高剛性を実現しました。

※当社調べ 一般的なボール循環式スプライン軸との比較です。一般的な金型用ボールリテーナ式ガイドポストと比較した場合、差は2倍程度となります。


接触面積の比較

ミリオンガイドは接触面積が大きい為、高剛性を実現しています。

ボールの場合 - ローラの場合


側圧剛性たわみ比較

側圧剛性たわみ比較

サイズ別 基本動定格荷重Cの比較

サイズ別 基本動定格荷重Cの比較

※当社調べ φ40サイズで一般的なボール循環式スプライン軸との比較です。

2.低振動

高精度な幅広ローラ採用により、剛性を保ちながら低予圧化に成功。 これにより、超低振動でスムーズなころがりを実現しました。

ローラ式の特長

ボール循環式の場合

ボール同士が接触・衝突することにより摩擦が発生し、摩耗・発塵・発熱が起ります。また循環時に予圧の突入・解除が繰り返され、振動の大きな要因になります。

ミリオンガイド(ローラ式)の場合

ローラ同士が接触する事が無いので、転動体の接触・衝突・摩擦が発生しない。また非循環・低予圧で、突入ショック・振動が少なくスムーズなころがりを実現。


ローラ式の特長


ボールタイプと比べ 1/20以下の低振動

ボールタイプと比べ 1/20以下の低振動

※当社調べ 一般的なボール循環式スプライン軸との比較です。


3.高精度

高剛性、低振動を実現したミリオンガイドは優れた直進性を持ち、特に繰り返し精度はボールタイプと比べ3倍以上の精度を実現しました。

X・Y方向 繰り返し精度比較

X・Y方向 繰り返し精度比較

振動が大きく剛性の低いボールタイプでは位置精度にバラつきがあります。一方、ミリオンガイドは低振動の為、優れた繰り返し精度を実現。

※当社調べ 一般的なボール循環式スプライン軸との比較です。

X・Y方向 真直精度比較

X・Y方向 真直精度比較

4.微小ころがり抵抗

低予圧化で、ころがり抵抗を極限まで低減し、20g以下での製作も可能。※
→ 微小な加圧力コントロールが必要な用途に最適。

※サイズにより制限があります。

ボールガイドの場合 - ミリオンガイドの場合

5.単軸使用可

ローラを多角面形に配置する事により、まわり止め効果あり。
→ ガイド単軸での使用が可能。装置をシンプルにできます。

ボールガイドの場合 - ミリオンガイドの場合

ボールは剛性維持するために予圧量が5〜12μmと大きく突入時ショック・振動が発生、短寿命。
ローラは予圧量が2〜6μmという微小な値で高剛性を実現できるため突入時ショックが少なくスムーズ、長寿命。
回転方向に拘束するものがないので回転する。
多角面形にニードルが配列されているため、回転しない。

6.フルカスタマイズ

お客様のニーズに合わせ、ブシュ・ポストの特殊形状を製作致します。

フルカスタマイズ

お客様の装置への取り付けに最適な形状をご提案。ころがり抵抗を極限まで下げる事により、荷重コントロールに必要ななめらかさと高剛性を両立し、精度向上を実現したケース。

7.研磨サイクルの延長

使用実例

使用例1

使用例1

採用後の効果

金型のパンチ&ダイのクリアランスを全周に渡り均一に保持できる為、寸法精度が向上するメリットが有ります。又、剛性UPにより、パンチ&ダイのチッピングが減少し、金型の再研磨サイクルが延長できます。

使用例2
使用例2