MSE撹拌子:Q&A

MSE撹拌子について

Q1.MSE撹拌子とは?
MSE撹拌子は、多孔板状の混合エレメントの積層体を、棒状撹拌子を組み込んだ台座の上にボルトで取り付けて構成されています。通常の撹拌子と同様にビーカー等の容器内に入れてマグネチックスターラー上に設置して撹拌します。 MSE撹拌子を容器内で回転させると、積層体内部に保持されていた流体は遠心力により外周部に吐出され、撹拌子中央の中空部からは流体が吸い込まれます。撹拌子に吸い込まれた流体は積層体内部を流れる際に、積層体内部の複雑な流路を流れる際に、分割・合流、せん断等の作用により効率的に混合されます。
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Q2.MSE撹拌子の混合性能について
MSE撹拌子は、積層体内部の複雑な連通流路により流体を分割・合流等するため、効率的に混合することができます。また、棒状撹拌子やクロス状突起を備える撹拌子は、回転中心付近の回転速度が小さいため容器中央に滞留部が発生しますが、MSE撹拌子は中央の中空部から容器中央の流体を吸い込むため滞留部が発生しません。特に低回転数での使用においてMSE撹拌子は有効です。 以下に、棒状撹拌子やクロス状突起を有する撹拌子との脱色試験による比較動画があります。
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Q3.サイズについて
標準品は外径20,30,40mmの3種類があります。外径20mmのものはフラスコ内で使用することが可能です。
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Q4.特注品について
特注品も製作可能ですので、ご希望がありましたらお問合せください。外径60mmや100mmの撹拌子の製作実績があり、これらの場合は棒状撹拌子を使用せずに、台座に直接磁石を埋め込みますので、磁力の調整が可能です。


Q5.材質について
材質は通常の撹拌子と同様にPTFE製です。


Q6.使用可能な流体の粘度について
グリセリン(粘度約1000mPa.s)程度までは混合可能なことを確認しています。使用可能な粘度はマグネチックスターラーの性能に大きく影響されますので、高粘度の流体を取り扱う場合には磁力の強いマグネチックスターラーの使用をお勧めします。特注品で台座にネオジム磁石を埋め込むことも可能ですので、ご希望の方はお問合せください。


Q7.混合エレメントの孔配置について
MSE撹拌子はMSE撹拌翼と同様に混合エレメントの孔配置を変更することが可能ですが、外径が小さいために変更は限定されます。ご希望がありましたら、ご連絡お願いします。


Q8.台座の棒状撹拌子について
棒状撹拌子は長時間の使用により磁力が低下する場合がありますが、この場合には棒状撹拌子を交換することにより、初期状態での磁力を回復できます。


Q9.貸出品について
全てのサイズのMSE撹拌子について無償の貸出サンプルを準備しています。ご希望の場合はご連絡ください。