MSE攪拌翼・ポンプミキサー

MSE攪拌翼

MSE撹拌翼

MSEに回転軸を取り付けて回転させることにより、撹拌翼として使用することができます。MSE撹拌翼を撹拌槽内で回転させると、翼中に保持されていた液体は遠心力により翼外周から吐出され、翼上下の貫通孔からは液体が吸い込まれます。これらの作用により撹拌槽中の液体は、MSE撹拌翼内で連通する貫通孔を通過する際に分割・合流等により効率的に撹拌されます。

 

 

従来の撹拌翼と比較して表面積が格段に大きいため、撹拌翼から液に伝達される動力が分散されて、マイルドな混合が可能です。液面の波立ちも穏やかです。



250rpm
300rpm


特長
  • マイルドな混合が可能。
  • 混合エレメントをリング板等により挟むだけで容易に撹拌翼を形成。
  • 積層枚数・積層パターンの変更により容易に形状変更可能。

多様な撹拌

MSE撹拌翼はその独特な構造により、以下に示すような混合が可能です。

巻上げ

巻上げ撹拌
MSE撹拌翼の上部の孔を塞ぐことにより、流体は撹拌槽下部からのみ吸い込まれるため、撹拌槽底部に沈んだ粒子等の巻上げを目的とした撹拌が可能です。




多段

底の深い撹拌槽でも均等な撹拌
撹拌槽内の液深が大きくても、MSE撹拌翼を多段に配置することにより、撹拌槽全体の均等な撹拌が可能になります。



流動パラフィン中への着色水の巻き上げ撹拌
(混合エレメント20枚)
流動パラフィン中への着色水の巻き上げ撹拌
(混合エレメント60枚)


水中への海砂(比重:2.6)の巻き上げ撹拌


撹拌所要動力

撹拌所要動力は、その撹拌翼がどの程度のエネルギーを流体に与えることができるかを示す重要な指標です。図に示すように、MSE撹拌翼は次のような動力特性を有します。
1)積層枚数が多いほど動力は大きい。
2)孔サイズ、半径方向仕切壁、円周方向仕切壁の数等により動力が変化する。


撹拌所要動力



MSE撹拌翼の混合特性

MSE撹拌翼の混合特性

MSE撹拌翼と平羽根ディスクタービン翼(FBDT)の混合特性の比較のために、同じ撹拌動力の条件の下で、90wt%のグリセリン水溶液中に塩化ナトリウムを添加し、撹拌槽内の電気伝導度が一定値を示すまでの時間を測定しました。MSE撹拌翼ではFBDT翼に対し混合時間が20%短縮され、回転数の影響を除いた無時限混合時間では38%短縮されました。

 

 

ポンプミキサー

MSEを回転軸に取り付けて、ケーシング内で回転させることにより、吸い込んだ流体を連続的に混合し、昇圧して吐出できるポンプミキサーを構成することができます。
バルブ(*1)によるポンプ内部の循環流量制御及び、バルブ(*2)による循環ラインの流量制御により、混合流体の混合状態をコントロールすることが可能です。


ポンプミキサー