MSEスタティックミキサー

MSEスタティックミキサーは、シンプルで効率的な構造を有するため、従来のスタティックミキサーと比較して短い距離で流体を混合することができます。気体でも液体でも混合することができます。

MSEスタティックミキサー

 



特長
  • 短い距離で混合が可能。
  • フランジ間に挟むだけなので設置が容易。
  • 積層枚数・積層パターンの変更により、異なる運転条件に対応可能。

MSEスタティックミキサー構成

MSEスタティックミキサーは、貫通孔を有する中間板の両側に混合エレメントを配置して、ブラインド板で挟持した構造になっています。組立はボルトおよびナットで固定するだけです。これをフランジ間に設置することにより、配管内で流体を混合することができます。ボルトおよびナットの緩み止め対策として、振動や衝撃に対しても締結部を安全に固定できるノルトロックワッシャーを採用しています。

MSEスタティックミキサーの構成


設置例

フランジ間に挿入するだけで流体を混合することができます(図(a))。既存ラインに設置する場合には、図(b)または図(c)のように中間板の片側だけにMSEスタティックミキサーを配置することにより、直管部にもエルボにも容易に設置することができ、また既存ラインにも設置することができます。

設置例


特性

圧力損失

MSEスタティックミキサーの圧力損失の測定データを図に示します。混合エレメントの積層枚数、混合エレメントの配置等により、圧力損失および混合性能をコントロールできます。


特性

適用例

ガス混合 :ガス濃度調整、溶接用シールドガス製造等
液混合 : 薬液の希釈、洗浄水製造、排水処理、濃縮原料の希釈、分散等
ガス・液混合 : スチームミキサー、エアレーション、温水製造等

 

 

MSEスタティックミキサー - MSEスタティックミキサーに新たにニップルタイプをラインナップ!

特長

  • 短距離での混合が可能
  • 取り扱いが容易

MSEスタティックミキサーに新たにニップルタイプが加わりました。混合エレメントの積層体がニップル内部に収納されているので、ミキサーを配管にねじ込むだけで使用することができます。サイズは8A(1/4B)〜20A(3/4B)があります。

水と空気の混合

水流中への気泡分散 - MSEスタティックミキサー ニップルタイプ

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流動パラフィン(粘度70cP)と空気の混合



基本構造

基本構造


流体の流れ

外開きの混合エレメントAおよび内開きの混合エレメントBを交互に重ね、ブラインド板およびリング板により挟持します。混合エレメントAと混合エレメントBでは、積層状態で互いの貫通孔間の仕切壁が重ならないように配置されています。そのため、MSEに供給された流体を半径方向に流通させることができます。

MSE構成図・混合のしくみ


圧力損失 流体:水 / 温度:20°C

圧力損失 流体:水 / 温度:20°C

型式及び仕様

型式 配管サイズ 長さ(mm)
MSN-8A 8A(1/4B) 50
MSN-10A 10A(3/8B) 50
MSN-15A 15A(1/2B) 60
MSN-20A 20A(3/4B) 60


適用例

MSEスタティックミキサーの適用により撹拌槽及びポンプが不要になり、連続的に流体を混合することができます。

従来方式の混合例 - MSEスタティックミキサーを使用した混合例

用途

気体又は液体の混合

液中への気泡分散


希釈、濃度調整、pH調整

流量差・濃度差の大きい流体の混合 等


  • 粒子等によりミキサー部が目詰まりを起こす可能性がある場合は、MSEスタティックミキサーの上流にフィルター等を取り付けてご使用願います。
  • 目詰まりした際の分解・洗浄等の際にエレメントを取り外す場合は、該当設備の電源を停止し、管内の流体が残っていないことを確認した上で取り外して下さい。
  • MSEスタティックミキサーの下流には、フィルター等を取り付けてご使用されることを推奨いたします。ミキサー部はボルト及び緩み止めナットにより強固に固定していますが、何らかの事情によりボルト及びナットが外れた場合に流れ止めとなります。