BENDING塑性加工・溶接
ABOUT
塑性加工技術の新しいスタイル
高速・高精度の塑性加工技術と高度な溶接技術
金属に圧力を加えて形状を目的の形に変化させる塑性加工技術は、研削加工や鍛造加工などの金属加工法に比べて、加工時間が短く、材料のロスが少ないため、コストがかからず、環境に優しい工法と言えます。しかしこの工法で高い精度を求めるには非常に高度な技術と経験という熟練の技術者による加工技術を必要とします。アイセルベンディングロールマシンシステムは長年培って来た塑性加工技術を結集、膨大なデータの蓄積をフィードバックし、今までにない工法や独自の技術を組み込み、このような匠の手作業での技術を必要とする塑性加工技術を簡単に精度よく加工を実現できるシステムです。
FEATURES
ベンディングロールの特徴
- 1.汎用性
- 左右同調機構やバックアップロールにより、バランスの崩れや太鼓状、
鼓状などワークの変形を防止することで、熟練の技術が不要で誰でも均一な品質のロール成形がおこなえます。
- 2.高品質
- アイセルのベンディングロール機はすべての軸に焼入れ研磨を施しており、
加工の際には上下のロール軸が駆動するためスリップせず、ワークにキズが付くことなく
高品質な製品を生産できます。
- 3.生産性
- 溶接装置や様々な二次加工機も取り揃えておりますので、ロール成形→溶接→ 二次加工を自動ライン化することで生産性の向上だけでなく、人員不足の解消やコストダウンにもつながります。
ベンディングロールシリーズにて、
ご好評いただいている製品をピックアップし、
製品特徴・開発ストーリーをご紹介いたします。
PICK UP
ピンチ型 4本ロール機BS-B PAT.
4本のロール軸により端曲げから円筒成形までを1工程で行えるBS-Bは、プレスによる端曲げが不要。ロール軸はすべて焼入研磨されているので、ステンレスやアルミ材に対しても傷をつけません。サイドロールは、上昇後完全にロックされるため、真円度に優れており、ロールバランスの調整により、太鼓状や鼓状になるのを防ぎます。ダイヤル式セットメーターで数値をセットすることにより、繰り返し簡単に円筒成形ができます。
-
加工イメージ
-
加工ワーク
PRODUCT STORY
“4本ロール機ならアイセルへ”
業界でいち早く力になるために
“両端端曲げのできるロール機を作れないか”という話がきっかけとなり、国内ではまだ1社程しか販売していなかった4本ロール機を、お客様の力になりたいという想いから開発に着手しました。4本ロール機に関する情報が少なく基本知識の収集からのスタートとなりましたが、海外メーカーの機械を参考にし、機構や特許関係を調査。当時の4本ロール機の問題点を洗い出し、ワーク端部のストレートを極小にすることや、精度良く小径長尺曲げを行えるよう機械の開発を進めました。
開発当時は私たちの要求する性能を持つ摩擦締結具がなかったため、メカロック・カップリングを独自に開発することでこれらの問題を解決、後にメカロック・カップリングは主力商品となりました。そして、数々の課題を智恵と創意工夫で解決し、端曲げ機構や太鼓状・鼓状曲がりの防止機構など、独自の機構を備えたピンチ型4本ロール機“BS-B”が誕生いたしました。
PRODUCTS製品について
-
ピンチ型 4本ロール機 BS-B PAT.
4本のロール軸により端曲げから円筒成形までを1工程で行えるBS-Bは、プレスによる端曲げが不要。ロール軸はすべて焼入研磨されているので、ステンレスやアルミ材に対しても傷をつけません。
-
厚板用 4本ロール機 BS-BH PAT.
12mm~16mmの厚板の加工が可能な厚板用4本ロール機。4本ロール機のため、端曲げから円筒成形までを1工程で行うことができます。また、オール油圧駆動のためオーバーロードをすることはありません。
-
フルサーボ4本ロール機
/BS-BM -
クイックベンダー / BU-S
-
ウレタンベンディングロール機
/BU-U PAT. -
テーパーロール機
/BU-UT -
バリアブルロール機
/BVR -
コンパクト・高性能3本ロール機
/BU-SK -
端曲げ機構付きコンパクト3本ロール機
/BU-SP
上記は一例となります。